シーシェパードと上陸拒否
環境保護団体、シーシェパードの活動家十人前後の上陸が拒否されていた事が報道されました。
ビザがあれば(ビザ免除国の場合も同様)必ず入国出来るというわけではありません。公衆衛生、公の秩序、国内の治安等が害されるおそれがあると認める外国人の入国や上陸は拒否されてしまいます。
具体的な上陸拒否事由は入管法5条に規定されていますが、日本において、入国を拒否される外国人の類型は以下の通りです。
① 保健・衛生上の観点から上陸を認めることが好ましくない者
② 反社会性が強いと認められることにより上陸を認めることが好ましくない者
③ 我が国から退去強制を受けたこと等により上陸を認めることが好ましくない者
④ 我が国の利益又は公安を害する虞があるため上陸を認めることが好ましくない者
⑤ 相互主義に基づき上陸を認めない者
法務省はシーシェパードの活動家を「治安を乱すおそれがある」ことを理由に上陸を拒否したそうです。
警視庁と入国管理局が連携し、活動家をリストアップし、観光等と入国目的を偽り来日する外国人の監視を強めているそうです。
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